蔵元について

清水清三郎商店(三重)
「酒造りに全身全霊を」
1869年創業の三重県鈴鹿市にある蔵元。私たちの願いは、昨日よりも今日、少しでもまた一歩、理想の酒に近づけられるかということです。
手をかければかけるほど米の旨味はまるくなり酒は成熟されていく。しかし単純に繰り返すだけの作業では良いお酒はできません。
割り切って生産性を追い求めて大規模なシステムを導入すればそうしたニーズには応えられるかもしれません。しかしそれでは我々の求める理想の酒を造ることはできません。
細心の注意を配りながらじっくりと向き合うことができるような、通常より小さなサイズのタンクを使い、繊細な菌の働きや醗酵を丁寧に管理して酒造りを行うこと。
生産量は多くありませんが、これこそが我々のできる最良の方法だと考えています。
いつもに畏敬の念を抱きながら,米の命を余すことなく大切に生かすこと。そうして毎回誇れる酒を作ること。これが私たちの行う酒造りです。


